金曜ロードショーで放送されるたびに話題になる『かぐや姫の物語』。
ジブリ作品の中でも「大人向け」「泣ける」と評価が高く、初見の人はもちろん、何度も観ている人でも新しい発見がある作品です。
この記事では、あらすじの振り返りとともに、なぜ名作と言われるのか?見どころや評価ポイントをフランクにまとめていきます。
『かぐや姫の物語』ってどんな映画?
『かぐや姫の物語』は、かぐや姫の物語として2013年に公開された作品。
日本最古の物語とも言われる「竹取物語」を原作に、ジブリらしい解釈で描かれています。
物語は、竹取の翁が光る竹の中から小さな姫を見つけるところからスタート。
姫はすくすく成長し、やがて都で“かぐや姫”として生きることになりますが、そこで待っていたのは自由とはほど遠い生活でした。
昔話ベースとはいえ、内容はかなり現代的。
「本当の幸せって何?」「自分らしく生きるって?」と、観る側に問いかけてくる作品です。
あらすじをネタバレ少なめで振り返り
結論から言うと、この映画は成長と喪失の物語。
自然の中で自由に育ったかぐや姫は、翁の「姫には高貴な暮らしがふさわしい」という思いから、都での生活を強いられます。
貴族たちから求婚される日々、厳しい作法、感情を抑える暮らし…。
次第に、かぐや姫は心を閉ざしていきます。
物語後半では、誰もが知っている“あの結末”へ。
ただし、この作品のすごいところは、結末そのものよりもそこに至るまでの感情の積み重ね。
初めて観たときの正直な印象は、「こんなに静かで、こんなに苦しくなるジブリがあるんだ…」でした。
特に泣いたポイントは、かぐや姫が自分の本心を抑えきれずに感情を爆発させる場面。線が荒れ、色が崩れていく演出と一緒に、胸の奥に溜まっていた気持ちが一気にあふれ出す感じがして、気づいたら涙が止まりませんでした。
派手な悲劇じゃないのに、「自由に生きられなかった後悔」がリアルすぎて、大人になってから観るほど刺さる作品だと思いました。
なぜ評価が高い?名作と言われる3つの理由
① 独特すぎる映像表現
水彩画のようなタッチ、あえて線を荒くした作画。
正直、最初は「いつものジブリと違う?」と感じる人も多いはず。
でも感情が爆発するシーンほど線が荒れ、色がにじむ演出は圧巻です。
② 音楽と間の使い方が神
派手なBGMは少なめで、静寂や余白を大事にした構成。
だからこそ、感情が一気に押し寄せる場面がめちゃくちゃ刺さります。
③ 大人になってから刺さるテーマ
子どもの頃はピンと来なくても、
大人になってから観ると「分かりすぎてつらい」作品。
自由・期待・役割に縛られる感覚がリアルなんですよね。
金曜ロードショーで観る前に知っておきたいポイント
今回の金ロー放送で注目したいのは、前半と後半の空気感の違い。
前半は自然の美しさと楽しさ、後半は感情の重さが際立ちます。
途中で離脱せず、ぜひ最後まで観てほしい作品です。
ラスト数分は、評価が分かれつつも語り継がれる名シーンなので…!
今回の『かぐや姫の物語』は、金曜ロードショーにて1月9日(金)よる9時から放送予定です。
放送時間が長めなので、途中で席を外さず、できれば最初から最後までじっくり観るのがおすすめです。ラストに向かうにつれて感情の波が一気に押し寄せてくるので、心の準備だけはしておいたほうがいいかもしれません。
『かぐや姫の物語』は、ジブリ作品の中でもかなり異色ですが、
だからこそ「名作」と言われ続けています。
金曜ロードショーでの放送は、改めてこの作品を見直す最高のタイミング。
観終わったあと、きっと誰かと語りたくなるはずです。


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